「八戸の救急医療体制」
夜間や休日に、急に体の具合が悪くなったり、けがをした時のために八戸市
の救急医療体制を紹介します。
1.軽い症状の時(1次救急患者)
例えば発熱や腹痛など歩ける程度、または自家用車で病院に行ける状態のと
きは、かかりつけ医・在宅当番医・休日夜間急病診療所を受診して下さい。
八戸市休日夜間急病診療所は、市の指定管理者制度により市医師会が管理・
運営しています。内科・小児科・外科系の三つの診療科があり、診療時間は平
日の夜間は午後7時から11時まで、日曜・祝祭日は正午から午後11時まで
です。
診療時間以外の問い合わせは、消防本部救急医療情報=電話0178(24)
3999に連絡してください。
2.重症の時(2次救急患者)
大きなけがや病気で歩行や会話ができないような状態の時には、まず119
番に電話して救急車を呼んでください。病院群輪番制により2次輪番病院に搬
送となります。
また、2次救急は入院などが必要な人のための病院で、軽症患者で混雑する
と本来の業務に支障が出てくるので、なるべく軽症=発熱、せき、鼻水、下痢、
湿疹(しっしん)、じんましんなど=の患者さんは、1次救急を受診して下さ
い。
3.重篤な場合(3次救急)
意識不明、呼吸停止状態など緊急の状態のときも、119番に連絡してくだ
さい。八戸市立市民病院救命救急センターは、ほかの医療機関から紹介された
患者さんや、救急隊が重篤と判断した病気の患者さんのための施設です。
いざという時にあわてないために、
▽具合の悪いときには、日中診療時間内に早めに診察をうける
▽かかりつけの医師を持つ
▽日ごろから当番医の確認や休日夜間急病診療所の場所を確認しておく
▽正しい応急手当の方法を身につける
▽出先で具合が悪くなった時のために、「緊急連絡カード」を携帯する
▽「診療手帳」や「お薬手帳」などをまとめておく―。
普段から、これらのようなことを実践しましょう。