戸准看護学院第62回入学式

(以下、学院長式辞より抜粋)

 本日は、晴れて入学試験に合格した第62回生の皆様ご入学おめでとうございます。また、この日を待ち侘びたご家族の皆様にも心からお祝い申し上げます。
 さて、入学生の皆様はこれからの学院での勉学に対して看護職になるという期待と同時にやっていけるかどうかという不安な気持ちもあろうかと思います。本学院は昭和35年創立でこれまで60年の歴史があり、3,600余名の卒業生を送り出し、各地の医療機関で活躍されております。そして医師会立という利点を生かし、医師会会員各位のご協力の下、医師による医学の講義を行い、また多くの講師の先生方や教職員総員で看護教育を行っております。その結果、ここ21年連続して准看護師資格試験に卒業生全員が合格を果たしました。
 今、皆様ご存知のように、新型コロナウイルス感染症が蔓延しており、一向に終息の兆しが見えない状況でもあります。そのため、国内でも医療体制の逼迫をきたしてきており、看護職が足りないとの声も上がっております。このような社会情勢の中で、患者へ寄り添うことができ、技術に基づいた真心の看護を提供できる看護師を一人でも多く世に送り出すことが、本学院の勤めと肝に銘じております。
 第62回生の皆様も看護師になるという目標に向かい、これからの2年間、苦しい時もあるとは思いますが学友とともに一緒に助け合いながら、勉学に勤しんでいただきたいと存じます。2年後には素晴らしい看護師となっていることをお祈りし、式辞とさせていただきます。あらためて本日はご入学おめでとうございます。



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