血栓症とは
狭い部屋や飛行機の座席などで長い時間座ったり、水分が少ない状態が続くと、足の血行が悪くなり血栓(血のかたまり)ができやすくなります。これが肺の血管に詰まって肺塞栓となることがあり、エコノミークラス症候群とも呼ばれます。新型コロナウイルスでは、病気の性質に加え、狭い部屋での療養により血栓症が起こりやすくなると考えられており、予防のための適切な水分摂取・運動が欠かせません。
水分摂取
1日1L(500mlのペットボトル2本分※)を目標にしましょう。ただし、糖分を多く含むものは極力控え、持病のある方は適切な量についても主治医または療養担当医と相談しましょう。
※一般社団法人日本呼吸器学会推奨による
予防のための運動
イラストのような運動を1日数回行い、できるだけ屋内でも歩いたり体操をするなど可能な運動を行いましょう。