第42回 八戸医学会プログラム
日 時:平成28年11月19日(土)14時00分~
場 所:八戸市総合健診センター 3階 視聴覚ホール
●演者の方々に
1.講演時間は6分ですので時間をお守り下さい。終了1分前に
青ランプ、最後に赤ランプ、ブザーが鳴ります。
2.スライドは、原則として10枚以内です。
●討論時間は2分です。
質問は要点を手短にお願い致します。
発言された方は、必ずその要旨を所定の用紙に簡潔に記載して係
に提出して下さい。
●懇親会
学会終了後、会場向かいの休憩室において情報交換のための懇親
会を行います。多数ご参加下さい。(会費無料)
●今年度より研修医セッションを設け、上位3題に優秀発表賞を授
与することになました。
懇親会にて、授与式を行いますが懇親会に参加していないと権利
がなくなり、次点の方に権利が移りますので、懇親会にも是非、
ご参加下さいますようお願いします。
*演者の方には受付にてネームプレートを渡しますので着用をお願い
します。
*八戸医学会は日本医師会生涯教育制度に係る認定講座(3.5単位)
となっております。
(カリキュラムコード:13・25・65・71・76・80・82)
14:00~ 会長挨拶
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14:05~ 座 長 八戸赤十字病院 種市 良雄
1.腸管スピロヘータ症の一例
八戸赤十字病院 消化器内科 ○阿部亜妃子
藤原 裕大、種市 良雄
鈴木 歩、春日井 聡
牛尾 晶
2.抗Melanoma differentiation-associated gene5(MDA5抗体)陽性皮膚筋炎の一例
八戸赤十字病院 呼吸器内科 ○半田 雪奈
阿部 和幸、内海 裕
工藤 温子
3.脳幹病変主体の非典型多発性硬化症の一例
八戸赤十字病院 神経内科 ○佐々木 彩
伊藤 浩平、山形 宗久
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14:29~ 座 長 八戸市立市民病院 吉田 諭
4.生児を得られた腹腔妊娠の一症例
八戸市立市民病院 産婦人科 ○高橋 新
平賀 裕章、高橋 司
吉田 瑤子、末永香緒里
葛西亜希子、葛西剛一郎
會田 剛史、今井 紀昭
5.腎機能障害患者へのBV+FOLFOX療法施行中に高アンモニア血症を呈した一例
八戸赤十字病院 外科 ○菅井 恭平
玉澤 佳之、藤澤健太郎
御供 真吾、野田 宏伸
佐々木秀策
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14:45~ 座 長 とみもと小児科クリニック 冨本 和彦
6.不完全型房室中隔欠損症の一例について
青森労災病院 ○日當 悟史
7.成人になり22q11.2欠失症候群が判明した一例
青森労災病院 糖尿病内分泌センター ○原 藍子
崎原 哲、川原 昌之
日向 豪史、玉澤 直樹
8.体重増加不良により診断された心室中隔欠損症の一例
八戸赤十字病院 小児科 ○金沢 条
戸田 博之、西見早映子
高橋 信
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15:09~ 座 長 青森労災病院 大高 雅文
9.市内4施設における抗菌薬使用動向について(平成27年度)
薬剤感受性協議会
八戸市立市民病院 薬 局 ○南 和志、田村 健悦
八戸赤十字病院 薬剤部 小林 薫、晴山 彩子
青森労災病院 薬剤部 猪股 英幸、中野 有瑛
中村 一成
メディカルコート八戸西病院 薬剤科 半沢 秀樹
青南病院 平賀 元
10.AMR対策アクションプラン目標値と比較した現状と今後の課題
薬剤感受性協議会
八戸市立市民病院 臨床検査科 ○金澤 雄大
八戸赤十字病院医療技術部 検査技術課 山本 岳雄
青森労災病院 中央検査部 吉田 泰徳
一般社団法人八戸市医師会 臨床検査センター 久保沢勇亮
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15:25~ 座 長 やわたクリニック 小俣 高宏
11.八戸地域における小児在宅医療の現状と課題
八戸市立市民病院 ○奥寺さおり
はちのへファミリークリニック 小倉 和也
12.いま栄養指導法は再考されるべきである
国立病院機構八戸病院 小児科 ○神田 進
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15:41~ 座 長 八戸赤十字病院 山科 光弘
13.「運動療法+禁煙治療」による生理的ドパミン回復が
「喫煙・肥満・うつ」の悪循環脱出の鍵となる
くば小児科 ○久芳 康朗
14.糖尿病患者に対する災害の備えについてのアンケート調査
向井田胃腸科内科医院 ○向井田英明
かさい糖尿病内科クリニック 葛西 伸彦
青森労災病院健診部 日向 豪史
中山内科医院 中山 宏祥
中園内科クリニック 中園 誠
15.メトトレキサート関連リンパ増殖性疾患が疑われた一例について
村井内科クリニック ○村井 千尋
八戸市立市民病院 外科 阿佐美健吾
八戸市立市民病院 病理 八嶋 信久
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16:05~ 座 長 八戸市立市民病院 平間 公昭
16.当院における腹腔鏡下ソケイヘルニア手術
五戸総合病院 外科 ○佐藤龍一郎
安藤 敏典
蝦名 宣男
17.乳癌に合併した横行結腸間膜Castleman病の一例
八戸市立市民病院 外科 ○山内 洋介、阿佐美健吾
國光 敦、中島 雄大
百瀬 裕隆、久保田優花
高橋 一臣、原田J 統
大里 雅之、水野 豊
岡本 道孝、澤 直哉
八戸市立市民病院 乳腺外科 清原 博史
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16:21~ 座 長 八戸整形外科 朴 鍾大
18.当院における凍結肩(いわゆる五十肩)に対する
サイレント・マニピュレーションの短期治療成績
八戸整形外科 リハビリテーション科 作業療法士 ○古山優里香
作業療法士 小野 竜也
理学療法士 谷口 丈
理学療法士 三浦 正樹
作業療法士 工藤 駿
八戸整形外科 朴 鍾大
19.前立腺がん検診レポート第19報(平成27年度)
二次検診の集計結果について
八戸泌尿器科談話会 前立腺がん検診部門
青森労災病院 ○伊藤 弘之
八戸市立市民病院 相馬 文彦
八戸赤十字病院 瀬尾喜久雄
八戸平和病院 三浦 浩康
- 休 憩 -
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特別講演
16:50~ 座 長 八戸病院 神田 進
「地域包括ケアシステムと今後の医療政策について」
埼玉医科大学総合医療センター小児科講師
元厚生労働省医政局地域医療計画課在宅医療推進室長補佐
奈倉 道明 先生
「地域包括ケアシステム」の概念は、岡山県尾道市御調町の公立みつぎ総合
病院の山口昇院長が昭和50年代から始めた取り組みから始まる。山口は、高齢
患者を寝たきりにさせないために、病院から在宅医療を提供して地域の介護・
福祉機関と積極的に連携する「地域包括医療」を始めた。
平成20(2008)年に田中滋慶応大学名誉教授を中心とした地域包括ケア研究
会は、このような地域完結型の医療・介護に必要な要素を分析し、「地域包括
ケアシステム」としてまとめた。
平成23(2011)年の介護保険法改正、平成26(2014)年制定の地域医療介護
総合確保法により、地域包括ケアシステムは厚労省の政策として前面に押し出
されるようになった。 また、地域包括ケアシステムを後方から支える入院医
療機関の役割も重要である。地域包括ケアシステムは法律に基づいた制度となっ
たが、地域包括ケアシステムの理想形がどこかにあるわけではなく、それぞれ
の地域の実状に合わせて地域住民が積極的に参画して作り上げるものであり、
その真意や目指すものを理解することが大切である。
また、高齢者に限らず、小児や若年成人の障害者に関する地域包括ケアシス
テムの構築も今後の課題である。
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