第40回 八戸医学会プログラム
日 時:平成26年11月15日(土)15時00分~
場 所:八戸市総合健診センター 3階 視聴覚ホール
●演者の方々に
1.講演時間は6分ですので時間をお守り下さい。終了1分前に
青ランプ、最後に赤ランプ、ブザーが鳴ります。
2.スライドは、原則として10枚以内です。
●討論時間は2分です。
質問は要点を手短にお願い致します。
発言された方は、必ずその要旨を所定の用紙に簡潔に記載して係
に提出して下さい。
●懇親会
学会終了後、会場向かいの休憩室において情報交換のための懇親
会を行います。多数ご参加下さい。(会費無料)
*演者の方には受付にてネームプレートを渡しますので着用をお願い
します。
*八戸医学会は日本医師会生涯教育制度に係る認定講座(3.5単位)
となっております。
(カリキュラムコード:2・12・13・73・76・78・83・)
15:00~ 会長挨拶
15:05~ 座 長 八戸赤十字病院 瀬尾喜久雄
1.高齢血液透析患者の服薬行動に影響する要因の検討
八戸学院短期大学看護学科 ○小沢久美子
弘前大学大学院保健学研究科 山辺 英彰、冨澤登志子
北島麻衣子、漆坂 真弓
川崎くみ子、井瀧千恵子
野戸 結花
八戸学院大学人間健康学部 遠藤 守人
2.前立腺がん検診レポート(第25年度)
二次検診の集計結果について
八戸泌尿器科談話会 前立腺がん検診部門
八戸平和病院 ○伊波 恵
八戸赤十字病院 瀬尾喜久雄
八戸市立市民病院 相馬 文彦
八戸平和病院 三浦 浩康
青森労災病院 柳沢 健
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15:21~ 座 長 八戸赤十字病院 藤原 史門
3.当院における関節リウマチの肺病変合併例について
村井内科クリニック ○村井 千尋
4.インスリン抗体により血糖の乱高下をきたし治療に難渋した糖尿病の一例
青森労災病院糖尿病内分泌センター ○川原 昌之
崎原 哲
日向 豪史
須田 俊宏
5.糖尿病患者における歯周病と喫煙との関係
喫煙本数、喫煙期間の影響について
向井田胃腸科内科医院 ○向井田英明
八戸市立市民病院 内分泌糖尿病内科 葛西 伸彦
青森労災病院 健康診断部 日向 豪史
中園内科クリニック 中園 誠
中山内科医院 中山 宏祥
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15:45~ 座 長 青森労災病院 伊神 勲
6.八戸市の医療機関、幼稚園・保育園、学校の敷地内禁煙化状況
日本医師会「受動喫煙ゼロ宣言」実現のためになすべきこと
くば小児科クリニック ○久芳 康朗
八戸市医師会
母子小児学校保健委員会
7.当院における入院患者の統計と地域の課題
五戸総合病院 地域医療連携室 ○兵藤 拓明
奥山 郁子、三浦るみ子
地域医療連携室 室長 新井田修久
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16:01~ 座 長 洲﨑耳鼻咽喉科医院 洲﨑 洋
8.市内4施設における抗菌薬使用動向について(平成25年度)
八戸赤十字病院 薬剤部 ○漆舘 希
小林 薫、桜井 良平
八戸市立市民病院 薬局 南 和志、田村 健悦
青森労災病院 薬剤部 工藤 香澄、中居 肇
中村 一成
メディカルコート八戸西病院 薬剤科 齊藤 祥代
青南病院 平賀 元
細菌感受性動向調査連絡協議会
9.市内4施設における細菌感受性状況(第12報)
八戸赤十字病院医療技術部 検査技術課 ○山本 岳雄
八戸市立市民病院 臨床検査科 金澤 雄大
青森労災病院 中央検査部 吉田 泰憲
一般社団法人八戸市医師会 臨床検査センター 村上 待一
細菌感受性動向調査連絡協議会
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16:17~ 座 長 八戸赤十字病院 菰田 研二
10.鼠径部難治性リンパ漏に対しリンパ管造影にて治癒した1例
五戸総合病院 外科 ○安藤 敏典
蝦名 宣男
11.当院における血栓回収療法の治療成績
八戸赤十字病院 脳神経外科 ○南波 孝昌
柴内 一夫、佐藤 雄一
紺野 広
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16:33~ 座 長 八戸市立市民病院 阿佐美健吾
12.急性虫垂炎が原因と考えられた多発肝膿瘍の1例
八戸市立市民病院 外科 ○高橋 洵
岡本 道孝、片岡 温子、鳩山恵一朗
谷内 亜衣、阿佐美健吾、高橋 一臣
成田 知宏、佐藤 智行、原田ジェームス統
清原 博史、大里 雅之、水野 豊
澤 直哉、三浦 一章
13.術前化学療法によってpCRが得られた進行胃癌の1例
八戸赤十字病院 外科 ○有末 篤弘
玉澤 佳之、天野 総
御供 真吾、藤澤健太郎
佐瀬 正博
- 休 憩 -
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特別講演
17:00~ 座 長 高木クリニック 高木 伸也
「サプリメント・機能性食品の臨床的意義と適正使用情報」
健康科学大学・DHC 蒲原 聖可 先生
近年、サプリメント・機能性食品を利用する消費者が増加し、医療従事者の間でも、サ
プリメントの適正使用への関心が高まっている。『消費者の「健康食品」の利用に関する
実態調査』(内閣府,2012年)では、1万人を対象にした調査の結果、「消費者の6割が健康
食品を利用しており、6割が満足している」という現状が示された。
現在、サプリメントは、健康増進や疾病予防といった目的だけではなく、各種の生活習
慣病や難治性疾患に対しても利用されており、適正使用に関する情報が必要とされている。
かつて、科学的根拠に関して、サプリメントは、医療用医薬品よりも十分ではないとさ
れてきた。しかし、近年では、基礎研究や臨床試験が数多く行われるようになり、安全性
と有効性に関する一定の知見が集積され、適正使用のためのエビデンス提供が可能となっ
ている。また、経済性(費用対効果)についても考慮すべきである。
今後、個別化医療の見地から、適切な機能性食品成分を選択し、至適な用法用量にて利
用する場合、サプリメントは、健康保持や疾病予防、病態の改善・治療における補完療法
として応用できる。患者本位の個別化医療を目指す統合医療において、サプリメントは重
要な選択肢の一つであると考えられる。
【文献】
・蒲原聖可:ヘルシーエイジングに役立つサプリメント・健康食品. 医学と看護社, 2013
年.
・蒲原聖可:サプリメント事典 第3版. 平凡社,2010年.
・蒲原聖可:必携サプリメント・健康食品ハンドブック. 新興医学出版社,2009年.
・蒲原聖可:EBMサプリメント事典. 医学出版社,2008年.
・DHCサプリメント研究所:http://www.dhc-med.com/
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