第33回八戸医学会のお知らせ

第33回 八戸医学会プログラム
日 時:平成19年11月18日(日)13時00分~
場 所:八戸市総合健診センター 3階 視聴覚ホール

●演者の方々に
1.口演時間は6分ですので時間をお守り下さい。終了1分前に青ランプ、最
 後に赤ランプ、ブザーが鳴ります。
2.スライドは、原則として10枚以内です。

●討論時間は3分です。
 質問は要点を手短にお願い致します。
 発言された方は、必ずその要旨を所定の用紙に簡潔に記載して係に提出して
下さい。

●懇親会
 学会終了後、会場向かいの休憩室において情報交換のための懇親会を行いま
す。
 多数ご参加下さい。(会費無料)

*演者の方には受付にてネームプレートを渡しますので着用をお願いします。
*八戸医学会は県医師会生涯教育認定講座として認められております。
   13:00~    会長挨拶

   13:05~    座 長   八戸赤十字病院  加賀美 浩

1.八戸市における空中飛散花粉の検討(第26報)
   過去10年間の八戸、青森、弘前市におけるスギ花粉飛散状況
                鹿内内科医院 ○鹿内喜佐男 
            弘前大学 耳鼻咽喉科  松原  篤
             はかまだ耳鼻咽喉科  袴田  勝
                永井耳鼻咽喉科  永井 政男
             八戸市庁 環境保全課  高橋 昭則 上井 邦彦
              アスカムK.K.  川畑 和久 山上 宏生
                フレンド薬局  水無 暢子

2.高齢者のARDSに対してNPPVを使用した一症例
   ARDS患者の挿管回避への試み
        八戸市立市民病院 臨床工学科 ○小橋 秀一 畠山絵梨香
                救命救急センター 吉岡 勇気 今  明秀

3.マイコプラズマ、アデノウイルス3型の重複感染による
                   肺炎からARDSへ進展した一例
          八戸市立市民病院 小児科 ○秋山 康介 鈴木  豊
                        渡邊 真平 上村 美季
                        佐藤 智樹 神田  進
                        佐藤都留雄 田名部宗之
                        工藤小児科 工藤 正文

   13:32~     座 長  青森労災病院   柳沢  健

4.CKD、eCcr、ARB と日常診療
                伏谷内科医院 ○伏谷  靖

5.補体C3による腎メサンギウム細胞の形質転換
            八戸大学 人間健康学部 ○遠藤 守人
       日本大学医学部 腎臓内分泌内科  福田  昇 松本 紘一

6.前立腺がん検診レポート第10報(平成18年度)
   二次検診の集計結果について
   八戸泌尿器科談話会 前立腺がん検診部門 ○相馬 文彦 瀬尾喜久雄
                         柳沢  健 三浦 浩康

7.平成18年に当院時間外救急外来を受診した泌尿器疾患についての検討
         八戸市立市民病院 泌尿器科 ○石井 智彦 田村 将司
                        相馬 文彦

   14:08~     座 長 八戸市立市民病院  葛西 伸彦

8.当院通院高齢者糖尿病の検討
   前期高齢者と後期高齢者の比較も含めて
             向井田胃腸科内科医院 ○向井田英明 向井田春夫
       青森労災病院 糖尿病内分泌内科  日向 豪史

9.外来でのインスリン注射の導入
             中園内科クリニック ○中園  誠

10.メタボリックシンドロームを有する2型糖尿病患者の臨床像の検討
      八戸市立市民病院 内分泌糖尿病科 ○松橋 有紀 坂本 拓矢
                        川原 昌之 柿崎 善史
                        葛西 伸彦

   14:35~     座 長 八戸市立市民病院  土岐 利彦

11.市内3施設における抗生剤使用状況
            青森労災病院 薬剤部 ○中居  肇
                       細菌感受性動向調査連絡協議会

12.市内4施設における薬剤感受性結果(平成18年度)
            青森労災病院 検査科 ○吉田 泰憲
                      細菌感受性動向調査連絡協議会

13.妊娠高血圧症候群に可逆的脳神経症状を伴った一症例
          八戸赤十字病院 産婦人科 ○安達 信博
                   放射線科  田口 雅海
  神経内科  久喜 寛之
  麻酔科  秋山 潤根
  血液内科  沼岡 英晴
                  産婦人科  佐藤  顕
 
14.八戸地区の性感染症の現状とクラミジア感染者の意識調査-中間報告-
  八戸STD研究会 ○倉本 雅規 齋藤 十一
  後藤 高志 竹内  泉
  西村 幸也 苫米地 怜
  小倉 秀彦

   15:11~     座 長  青森労災病院   工藤 祐喜

15.当科における人工股関節置換術の治療成績
           八戸平和病院 整形外科 ○藤井 一晃

16.リウマチ手の人工関節置換術後療法の経験
    -インプラントの落ち込みと変形防止への治療装具の工夫-
なかざわ整形外科リハビリテーションクリニック ○佐々木 聡 竹中  啓
               村田真梨子 中村千鶴子
              中澤 成史

   15:29~     座 長 八戸市立市民病院  藺藤  順

17.南部病院眼科における網膜硝子体疾患の手術治療
               南部病院 眼科 ○陰山 俊之 陰山 美樹
                        原田 幸子

18.左側脳室三角部髄膜腫の一手術例     
          青森労災病院 脳神経外科 ○鈴木 直也 工藤香名江

19.薬物乱用頭痛-15症例の経験-
            南部病院 脳神経外科 ○金山 重明

   15:56~     座 長 八戸市立市民病院  石田  格

20.液体貯留を認めた肺嚢胞手術例の検討
        八戸市立市民病院 呼吸器外科 ○島田 和佳 石田  格
  岡本 道孝
           外科  中島 護雄 阿部 薫夫
  佐藤 雅栄 上野 達之
  水野  豊 小坂 和弘
  澤  直哉 三浦 一章
    臨床検査科  方山 揚誠 板橋智映子

21.胃、結腸が脱出した混合型食道裂孔ヘルニアに対し
         腹腔鏡下Toupet手術を施行した一例
八戸市立市民病院 外科 ○室谷 隆裕 阿部 薫夫
水野  豊 岡本 道孝
澤  直哉 三浦 一章
東北大学 先進外科  宮崎 修吉

   16:14~     座 長  八戸赤十字病院  瀬尾喜久雄

22.地域の医療機関と連携し、在宅療養が可能となったがん末期事例
八戸市立市民病院 医療連携室 ○中道 総子 
                  泌尿器科  石井 智彦

23.ドクターヘリ
     八戸市立市民病院 救命救急センター ○今  明秀 三浦 一章

- 休 憩 -

   16:40~     座 長 八戸市立市民病院  三浦 一章

 招請講演
  「公的病院からの医師流出を喰い止める方策を探って
   -青森県医師会員の開業動機に関するアンケート調査から-」
             むつ総合病院 院長 小川 克弘 先生

 特別講演
  「医療情勢と勤務医の立場 -自治体病院の立場から-」
          全国自治体病院協議会 会長 小山田 惠 先生

 低医療費政策と医師不足によって日本の医療は崩壊しつつある。特に他の医療機関で
出来ない高度、救急、周産期医療、はじめ山間、へき地、離島の医療を担っている自治
体病院の経営は深刻で、各地で地域医療が崩壊の危機に直面している。こうした状況の
中で、国は今年度から公立病院の改革に本格的に乗り出した。

 平成19年6月、政府から出された経営改革基本方針2007で、公立病院改革について総
務省は平成19年内に各自治体に対しグランドデザインを示し、経営指標に関する設置目
標を設置した改革プランを策定するよう明示、これを受けて総務省は公立病院改革懇談
会を設置して病院の経営効率化、再編ネットワーク化、経営形態の見直しについて目下
議論を進めている。確かに自治体病院の経営は年々悪く、累積赤字は1兆7千億円を超
えていることから経営の根本的改革を求められるのは当然である。ただ現在、自治体病
院は医師の引き揚げによって地域医療の確保に血の出る努力が強いられている時、経営
改革先行のガイドラインの設定は自治体病院からの医師離れに拍車をかけることになり
かねないので、自治体病院経営のあるべき方向を今各方面に広く訴えているところであ
る。

 まず、自治体病院改革の基本は、経営面からの視点だけでなく、担っている医療の質
を重ねた改革の方向が絶対に必要で、それには夫々の自治体病院の担うべき医療分野を
明確にし、それに必要な一般会計からの繰り入れが保障された上での経営健全化でなけ
ればならない。病院の再編、統合、ネットワークの構築はこれにこそ国の強力な政策的
、財政的誘導が必要である。その前提の下で経営形態の変更を考えるべきである。今、
最大の課題は生きがいを持って地域医療を担う勤務医の確保で、その対策として勤務医
の労働軽減、キャリアアップ形成の観点からマグネットホスピタルの構想は魅力的だと
考えている。

八 戸 医 学 会 機 器 展 示 会

 【展示業者】
  有限会社エヌティエスNTS 日本医師会レセプトコンピュータORCA
  http://www.nts-ltd.co.jp/

 【レセプト電算化:レセプトオンライン請求の義務化 平成23年4月】
  レセプトのオンライン請求が4年後の平成23年4月まで(レセコン無では2年
 延長あり)に義務付けられます。
  レセコンの買替え時は各契約メーカーにあらかじめ、それへの対応費用等を十分
 確認してください。

 ○対応には
  1)レセプトのデジタル化:手書きの場合はレセコンを導入。
  2)変換ソフト:「レセプト文字データ変換システム」が必要です。
  3)インターネット回線:NTTの光回線かISDNです。

 ○選択肢
  1)日医の日レセORCA(推奨)。
    認証費用(4000円)以外は無料でオンライン対応済。
2)メーカーのレセコン対応を待つか。
  対応しつつあるところが多い。対応費用が有料の所もある。
3)厚生労働省のレセスタをつけるか。有料です。
専用PCや回線代やセキュリティー費用も新たに発生します。

 ○推奨システム
1)レセコンは直接つながない。
    ORCA(推奨)は直接つなげるがセキュリティーの観点から専用PCとし
   たほうがよい。XP搭載の中古パソコンで十分であろう。業務用の院内LAN
   はインターネットとは物理的に切り離したほうがよい。
  2)回線はBフレッツとする。
    回線は複数選択肢はあるが通常のネットにも使用するから早ければ早いほど
   よい。値段もそう違わない。
  3)ルータは使用しないで直接つなぐ。

 ●ORCA  http://www.orca.med.or.jp/
  ORCAの導入は業者と御相談ください。他に全国区の営業所もございます。

 ●県内のORCA取り扱い業者
  1)有限会社エヌティエスNTS  http://www.nts-ltd.co.jp/
    〒031-0802 八戸市小中野三丁目24-19 
    TEL 0178-73-3111・FAX 0178-73-3112  木村  茂
    s_kimura@nts-ltd.co.jp
  2)株式会社サン・コンピュータ
    http://www.sancom.co.jp/about/index.html
    〒039-2245 青森県八戸市北インター工業団地一丁目5番10号
    TEL 0178-21-1100・FAX 0178-21-1250  三浦 克之

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